トロピカル気候で気温が常に一定のペナンでも、12月ごろになると風邪やA型インフルエンザが流行り出します。乾燥して寒い気候の地域で流行するものだと思っていたのですが、そうとも限らないみたいです。
こんにちは。
南国ペナンでゴルフを満喫中のえいひれです。
ペナンから車で2、3時間の範囲内でキャンプが出来て、実際に月に一度はキャンプ場にお出かけしているご家族から一緒に行かないかいということがキッカケで、日本からマレーシアにキャンプセットを初めて送ってみました。その失敗談を書きたいと思います。
日本に帰国した時期が、オンラインショップの20%セール時期とたまたま重なり、前々から憧れていたSnow Peakの Entry TTモデルのテントセットを購入。
テント&タープのセット:合計重量 18kg
>>アウトドア用品のすべてが揃うエルブレスオンラインストア当初はこれを飛行機のチェックイン荷物として預けようと考えていたのですが、すでに他に大きな荷物を運ばなくてはならなかったので、テント&タープセットは空輸で送るか、もしくは次回帰国時まで配送を諦めるか。
ただ、18kgもの重たい荷物を空輸で送るなんて、送料がハンパなく高いのではなかろうか。なにしろ、ペラペラの書類だけでも、EMSで送ると1,500円近く掛かってしまうんだから。もしかしたら、テント本体ぐらい掛かってしまうんじゃなかろうか。(いやだなぁ、恐ろしいなぁ、怖いなぁ、お金かけたくないなぁ、やめたいなぁ)
恐る恐る荷物を郵便局に行って重量を測ってもらうと、、、送料およそ12000円!?
うーむ、高い。。。でも、「こどもとの思い出はプライスレス」とマスターカード先生が口を酸っぱくして言っていたのを思い出して、思い切って送ることにしました。
・・・
・・・・・
・・・・・・・・マレーシアで待つこと2週間、届かないなーと思いながら郵便ポストを開けるとこんなものが入っていました。
マレーシア税関の管理下にあって、商品を受け取りたい場合は購入した請求書・領収書類を持参してくださいとのこと。請求書は日本語のメールだったので、それを自作でそれっぽく英語版に作り直して税関に行きました。
受付嬢に書類一式を渡してしばらくすると、裏のほうから運ばれてきた私のキャンピングテント一式。「やった!外損もあまり見られない。とっととサインして持って帰ろう!」と喜んでいたところに、
こちらは新品ですね?
うっ、、、個人用です(質問をそらす)
それは知っています。これは、一度使ったものですか?
(これは、税関で課税されるかもしれない!)、、、、は、、、はい(やべ、嘘ついてしまった)
では、荷物を開梱してください。
はい、、、。
プチプチをぐるぐる巻きにした下に、ダンボールも何重にも巻いたので開梱に手こずっていたら、見かねたもう一人のスタッフが「こちらは、新品ですね?」と追い討ちをかけてくる。
・・・はい、そうです(どうせバレるから、観念するしかない)
(PCにカタカタと何かを打ち込む)・・・それでは、30%の税関が課税されますので合計はRM700となります。お支払いは入り口のカウンターでお願いします。
(一瞬頭真っ白・・・27倍すると、、、約19,000円!?本能的に払いたくない気持ちに支配されて)
いやいや、お嬢さん、いくらなんでも取りすぎでしょ?
支払いますか?支払いませんか?(事務的というか、高圧的というか、どうせ支払うんでしょ?的な態度)
タープ一枚が買えちゃう値段ですよ、これ。いくらなんでも高すぎます。
そうですか、では一度上の者に相談してきます。
よろしゅう(お!?交渉可能でっか?!)
今回は初めてということもあって、多めに見てもらえることになりました。
本当ですか!?有難うございます!!(大声)
では、込み込みでRM640の支払いをお願いします。
えっ、少なっ!
支払いますか?支払いませんか?
(出た、数分前のお得意文句。)
もし、支払わなかったら、没収ですか?
はい、そうなります。
・・・支払います(しぶしぶ)
皆さま、マレーシアに荷物を送る時はくれぐれもお気をつけください。
税関の課税対象になる是非は、「一度使ったか、使っていないか」が判断基準となります。
新品のように大事に使っているものも、もしかしたら未使用品と見なされてしまうかもしれないと言っていました。
なので、税関スタッフ曰く、飛行機で自分で運んでくるのが一番確実とのこと(お金を支払った瞬間、めっちゃ親切になるっていう・・・)。その際も、新品のカバーや包みなどは絶対に外してくることに加えて、あえて大げさに汚れをつけて置くと良いようです。
POS LAJUオフィスの横に、税関のカウンターが併設されていますので、私みたいに間違って税関局に行かないようにしてください。
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