こんにちは。
南国ペナンでゴルフを満喫中のえいひれです。
今日はコロナウィルスがニュースの主役を担っていますが、実は地球の裏側で自然災害「バッタの歴史的にも稀に見る大量発生」が起こっている、というニュースについて書きたいと思います。
前例のないアフリカでの大雨が引き金で、バッタが大量に繁殖してしまったらしい。そして、おぞましいことに発生拡大の最初の段階で殺虫剤などで対処しない限り、一度拡大基調に入ってしまったバッタの群れは止めることが出来ないというのです。
そのバッタがアフリカから始まり、インドを経由地として、ついには中国にまで到達しているという恐ろしい事実。
つまり穀物が日に日に食い尽くされて行くのを、我々人間はただただ指をくわえて見ているしかないと言うのです。。。

ただでさえコロナウィルスが蔓延している今日、各国がコメ・穀物の輸出を制限する措置を取っています。
例えば、世界3位のコメ輸出国・ベトナムは3月28日にベトナム商工会にコメ輸出制限を命じました。
また、年間50万トンのコメを産出しているカンボジアもコロナ感染を受けた食料備蓄対策として、3月30日に輸出制限に動きました。
それによって、実は穀物の国際価格が上昇していると言う事実!!(あまり普段の買い物では実感できておりません)
過去にも食糧危機が発生する度に穀物産出国は輸出制限措置を取ってきました。しかし、実はそれがベトナムのように自国の首を締めたケースもあったのです。
ベトナムが自国の備蓄のためにコメ輸出制限→コメの国際先物価格が急上昇→ベトナムの国内コメ価格も先物価格に連動して急上昇→結果として、食料にありつけない国民が増えてしまった
今回のコロナもそうならないように国連などの国際機関が各国に輸出制限をしないようにしてほしいと協調を呼びかけましたが、結局同調せず。
歴史は繰り返すものなんですね。
そこで6月27日にForbesからのこの記事です。
イナゴの群れがパラグアイを始め、アルゼンチンに入国し、ウルグアイを向かっていると言うのです。
それを受けて、ブラジルは「穀物緊急事態」を26日(金)に宣言しました。

恐らくアフリカから発生したバッタと、南米で発生したイナゴは関係がないでしょうが、コメ・穀物を食い荒らすと言う意味では、より状況が悪化していると言わざるを得ません。
これからペナンのコメ・穀物価格も上がっていってしまうのでしょうか?気になるところです。
えいひれ家はコメを備蓄をすべきでしょうか。
それともいっそこの際、炭水化物ダイエットを始めちゃおうかしら。
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