こんにちは。
南国ペナンでゴルフを満喫中のえいひれです。
2015年にロングステイ財団が主催したマレーシア移住セミナーに参加した時のメモ(マレーシア移住を実行するにあたって気になっていた事を記載した)が見つかりましたので、これをキッカケにペナンとはどう言う場所なのかについてざっくりまとめてみたいと思います。
マレーシアといえば真っ先に思いつくのが「物価が安い」ことですが、それ以外にどんな良い点・改善点があるのでしょうか。えいひれの独断と偏見ですがまとめて見ましたので、ぜひご参考にしてみてください。
リゾートというのんびりした雰囲気の中にある程度の都市機能が備わっている
TESCOとイオンがありますので、食料品の調達には困りません。また、大型ショッピングモール(代表的なのはGurney Plaza、Gurney Paragon、 Queens Bay Mall)もあるので、ショッピングも楽しめます。
日本物産専門店もありますし、地元の大手スーパーでも日本コーナーがあるため、日本の調味料などが手に入ります。ユニクロ、ダイソーなどもあります。
ペナン空港は国際空港である事
タイ、ベトナム、台湾、インドなどへ直行便が出ているので海外旅行も便利です。国内旅行でAirasiaの次に使いやすい航空会社にFireflyというのがあります。
飛行機料金は断然Airasia一辺倒ですが、fireflyの方がフライトの時間帯が優れている場合があります。例えば、ペナンからタイのプーケットへは両航空会社とも直行便がありますが、Airasiaは夜ペナン発で早朝プーケット発しかない一方、fireflyは昼ペナン発で夕方プーケット発で利用しやすかったりします。
私立病院は施設がきちんとしていて、専門医のレベルも高い
ペナン島の医療レベルもなかなか高く、その中でも人気の私立病院は、Adventist Hospital、Loh Guan Lye Specialist Center、Island Hospital、そしてGleneagles Hospitalの4院ではないでしょうか。
インドネシアの富裕層からのMedical Tourist(病院で手術入院する目的での旅行)も多いです。えいひれ家がペナンに来てまだホテル暮らししていた頃に知り合ったインドネシアのご夫婦は、ペナンで医者にかかるために2週間滞在していました。「インドネシアの医療レベルは本当に酷くて・・・」とこぼしていました。
多様な文化
ローカルのマレー人、インド人、華僑、そして外国からは日本人、中国人、韓国人、イギリス人、オーストラリア人などのexpatsも多く、いろんな文化・価値観に触れることができます。
英語が上手く話せなくても嫌な顔をされないので、これから英語を学ぶ人にとっては向いていると思います。アメリカのような「え?英語話せないの?なんで来たの?」的な態度をする人はペナンで出会ったことがありません。そんなオーラをバリバリ出されると、普通なら怖じ気ついちゃって、話そうとトライする気持ちも萎えてしまいます。
インターナショナルスクールもあって、子供の留学先として人気
ペナン島の北側エリアに欧米人も多く通っているインターナショナル校がいくつかあります。
ペナン島北部のBatu FerringiやTanjung Bungah辺りの地域は、海に面しており、リゾート地として開発されています。欧米の人たちは海・ビーチが大好きなので好んでこの地域に多く住んでいます。豪華な住居に裕福なexpatsに良質なインター校というクラスターがだんだんと出来上がっています。
日本食レストランが意外と多い
油ものを好まない方、もしくは地元のスパイスにあまり慣れない人でも安心。はなまるうどん、吉野家のようなチェーン店もありますし、日本のシェフもしくは日本に修行しに行ったローカルのシェフが開店している日本料理屋がたくさんある。
通年30度の気温
気温差による身体が受けるストレスがないのも非常に精神衛生上、メリットが大きいと感じます。カラっとした夏気候でゴルフに最適なため、70歳を過ぎても若々しく見えるMM2Herの方が多い印象です。えいひれのゴルフ仲間に最低週4でゴルフをしている73歳の方がいらっしゃって、正直えいひれより強靭な肉体の持ち主だと思います。
老後、養老にくる方で体調が良くなったと言う方がたくさんいらっしゃいます。気温が安定していることが、ロングステイ財団調査で移住先No.1としてペナンが長年支持されて来た最大の理由ではないかと思います。
そして、温度差がないおかげでしょうか、日本で毎年花粉症に苦しんでいた人がこちらに移住してピタリと症状が収まった話を良く聞きます。
賃料が安い割に住環境が良い
24時間セキュリティガード付きのゲート、プール付き、トレーニングジム付き、部屋の広さも100平米〜200平米、しかも家具・家電付きが当たり前のコンドミニアムが、RM1,800~RM3,000(2020年7月時のレートで約46,000円〜78,000円)で借りれます。
不動産賃貸サイト
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民度
買い物のレジに並んでいる時に、ぴたーっと真後ろにつかれてしまうほどパーソナルスペースがない(MCOの社会的距離が我々日本人にはちょうど良いので、この習慣が根付いてほしいと願うばかりです)。
日本のように少しでもスペースを開けて並んでいると、そこにスッっと割り込まれてしまいます。「郷に入れば郷に従え」で自ずとそのスペースを狭くせざるを得ないのですが、悲しいことに日本に帰った時に自分の民度も下がっていると気づかされることが多々あります。「朱に交われば赤くなる」とはこういうことですね。
日本車が日本で買うより1.5倍〜2倍ほど高い
マレーシア国内産業保護のため外国産自動車に関税をかけているので仕方ないことなのですが、日本車を2倍近くの値段で購入するのはやっぱり決心が要ります。
もしくは現地の自動車を買うのも手です。マレーシア産国内車(Perodua、Proton)も開発技術・品質が高くなって来たので、安心して乗れる上に価格も割安です。
新車はちょっと・・・なら中古車のポータルサイトがこちらです
>>https://www.carlist.my/
日本のホームセンターのような「ここに行けばなんでも揃う!」ような店がない
日本でしたら島忠、カインズホーム、スーパービバホームなど「行けばなんでも揃う」といっても過言ではないほど品揃えが良い大型ホームセンターがありますが、残念ながらペナンにはそういったお店がありません。
唯一、ホームセンターらしいところを見つけまして、それがこちらです。
>>http://www.homepro.com.my/
トイレ事情、市場事情(wet market)
正直、代々都会育ちのご家庭で育った方が移住する場合、1番の関門がトイレ事情ではないかと思います。えいひれ息子は来た当初(3歳児の自然本能なのでしょう)外でトイレに行くのを泣くぐらい非常に嫌がっていました(笑)
そして、2番目の関門が新鮮な食材を取り扱う「市場(wet market)」での買い出し事情ではないかと思います。もちろん、高級食材スーパー(Jaya Grocery、Cold Storage、Mecatoなど)でも購入できますが、鮮度が圧倒的に違います。
「wet marketに今日はどんなのが揚がって来ているのかな〜」と魚屋さんを妻と一緒に見て回るのがペナンライフの楽しみの一つです。
今回もお読み頂き、ありがとうございました。
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