【海外移住】ゴールデンパスポートで永住権を取得するのが難しくなる?!

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jacqueline macouによるPixabayからの画像

こんにちは。

南国ペナンでゴルフを満喫中のえいひれです。

アメリカに留学した初めて迎えた夏休みに、男二人・ヨーロッパ3週間・ジリ貧の旅をしたことがあります。

普通の街中にどうってことないありふれた住居や教会、その一つ一つが数百年以上も経つ歴史の産物。そして、週末に教会で歌われる賛美歌。ステンドグラスから注ぎ込む陽の光と、反響する透き通る歌声を聞いていると、神様のお告げの存在を信じてしまいそうになります。

それ以来、ヨーロッパの文化遺産に惚れてしまい、いつかヨーロッパに住めたらいいなーと漠然とした夢を持つようになりました。

海外移住を計画し始めた頃、友人からヨーロッパにはゴールデンビザという5年もしくは10年間滞在できるビザ(期日到来後、更新可能)という存在を教えてもらいました。

国によって取得条件にバラツキがありますが、ある金額以上の投資をする事と取得できます。

例えばギリシャだと、25万ユーロ(現在為替レートで約3100万円)

一方スペインでしたら、50万ユーロ(約6200万円)

ポルトガルだと、旧市街内の不動産なら30万ユーロ(約3700万円)、それ以外の地域なら50万ユーロ(約6200万円)の不動産を購入すれば、このビザを取得する事ができます。

そして、ゆくゆく永住権に切り替える事が出来ちゃう魅力的なプログラムです。

ここでお気づきかもしれませんが、EU諸国はシェンゲン協定を結んでおり、国同士の移動はもちろん、滞在期間も制限がありません。

つまり、スペインに住みたいと考えたとした場合、必ずしもスペインが発行するゴールデンビザを取得する縛りはなく、取得条件がお得なギリシャで3100万円の不動産を購入すれば良いのです。

ギリシャの好立地に不動産を購入すれば、それを貸し出して収益を挙げられるし、節約した残りの25万ユーロ(約3100万円)をもっと高リターンの投資に回すことも可能になる訳です。

残念な事に、このゴールデンビザという居住の権利を商品のように売買されている実態に関して、EUの本部・ブリュッセルが取り締まりを開始すると表明。

Picture from: https://www.ft.com/content/6516dc69-d995-4b84-b321-23951afa713a#

記事によりますと、まず手始めとしてブリュッセルは、マネロンや犯罪がらみのお金が流れていると疑われているマルタ共和国とキプロス共和国に対して、リーガルアクション(法的手段)を起こしたとのこと。

次に法的手段を起こす相手は、ブルガリアやポルトガル、そしてその他の国を予定しているそうです。

今回のマレーシアMM2Hビザの一時凍結・条件見直し検討も考えますと、こういったビザは早めに取得した方が良さそうですね。

今回もお読み頂きありがとうございました。

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